こんにちは。
今日は以前ご紹介した脂肪細胞の数に続き、
脂肪細胞の種類についてお話しさせていただきます。
みなさんは脂肪細胞には、
『白色脂肪細胞』と『褐色脂肪細胞』があるのをご存知ですか?
我々がよく、脂肪…と言っているのが前者の白色脂肪細胞で、
お尻や下腹部、太ももなどの脂肪がつきやすいところに存在しています。
体内の余分なエネルギーを脂肪として
蓄える性質があるのが白色脂肪細胞なのです。
では褐色脂肪細胞は…というと、
首や脇、心臓や肝臓の周囲に存在しています。
脂肪を熱に変えて放出させる性質があります。
…ということは、脂肪を燃焼しやすいということ。
これも生まれ持った、遺伝的なものも関係しています。
生まれつき、褐色脂肪細胞の多い人=たくさん食べても太らない
つまり、痩せの大食いということになります。
羨ましいですよね…。
生まれた時は皆、ある程度褐色脂肪細胞を持って生まれます。
年齢とともに減っていきますが、特に40代になると
かなり減少しますので、中年太り…なんてことにも。
ただ安心してください…!
褐色脂肪細胞を活性化させることもできます。
褐色脂肪細胞自体が体の温度調節をするので、冷えてきたら
温めようと頑張るので体が冷たいと感じるようにすれば良いのです。
首や脇、鎖骨周辺から胸、背中の辺りを冷やしてください。
冷たいシャワー、温かいシャワー…を
交互に5回くらいするのがいいです。
あとは手のひらを保冷剤等で構わないので冷やします。
手のひらには、冷点といって冷たいと感じるポイントががたくさんあり、
多くの褐色脂肪細胞が刺激されるのです。
首元や鎖骨周辺なども保冷剤等でも大丈夫です。
くれぐれも冷やしすぎないよう、注意してくださいね。
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渋谷の森クリニック
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