アートメイク後、必ず行うことがワセリンを塗ることです。いつまで塗るといいのか?最適な期間はいつまでなのか?について詳しくご紹介いたします。
またそもそもなぜワセリンを塗らないといけないのかについてもご説明いたします。
目次
アートメイク後のゲンタシン軟膏は術後1週間塗ることを推奨しております。
そもそもゲンタシン軟膏とはアミノグリコシド系の抗生物質で、感染予防と、肌を保護する事で、肌から水分が蒸発するのを防いでくれます。
アートメイク後の1週間は注入した色素が抜けやすく、ゲンタシン軟膏を塗り色素の流出を防ぐ必要があります。
術後綺麗な状態にするためにもゲンタシン軟膏を塗り、肌を保護しましょう。
続いてゲンタシン軟膏の塗り方と頻度についてご説明いたします。
ゲンタシン軟膏を塗る頻度ですが、
当日~3日目:4~6回を目安に乾かないようこまめにぬり直します。
4~7日目:朝と晩の2回薄くぬります。
施術から1週間経つとほぼ定着です。ゲンタシン軟膏は止めていただいて大丈夫です。
まず塗る前に手と施術箇所は清潔にしましょう。
適量ゲンタシン軟膏を出し、優しく指や綿棒を使って塗っていきます。
時期によって液状にならないことがありますので体温で少し液状にした状態で塗ることがおすすめです。
また、強く多く塗るわけではなく、優しく覆うように塗ることが大切です。
ではなぜゲンタシン軟膏を塗らないといけないのか、理由について詳しくご説明いたします。
アートメイク後、患部は乾燥しやすくなり、症状としてかゆみが出てきます。
乾燥、かゆみを防ぐためゲンタシン軟膏での保湿が重要になります。
また、かさぶたを大きく作らせないためにも保湿が重要です。
かさぶたに、せっかく入れた色素たちが吸着してしまい、かさぶたがはがれると同時に大きく色素が抜けてしまうことを予防します。
外的な刺激から守ることも大切です。
患部はダメージを追っているためほこりや汚れが入ることは感染症を起こす可能性がございます。
そのためゲンタシン軟膏を塗り、保護する役割があります。
アートメイク後の肌には医療用針でついた細かな傷がある状態になります。
ほかの切り傷・刺し傷と同様に、ゲンタシン軟膏を塗り保湿することで傷の回復促進することができます。
アートメイク後は細かな傷(穴)があり色素が抜けやすい状態になります。
その流出を防ぐためにゲンタシン軟膏を塗り傷(穴)からの色素流出を防ぎ色を定着させることが可能になります。
では、ゲンタシン軟膏を塗らないとどのようなリスクが起こるのかご説明いたします。
先ほどお伝えした通り、細かな傷が多いため感染症を起こす可能性がございます。
施術箇所が化膿し色が定着しなくなります。
傷の回復が早くなるとメリットをお伝えしましたがもちろん、ゲンタシン軟膏を塗らないとダウンタイムが長引いてしまいます。
ダウンタイムを長引かせないためにもきちんと塗りましょう。
アートメイク後は色素が傷から流出しやすくなっております。
ゲンタシン軟膏で保護をしないとかさぶたを大きく作らせてしまい、色素がかさぶたに吸着し、色が抜けてしまったり、まだらになる可能性がございます。
ゲンタシン軟膏を塗らないと保湿ができません。
そのため乾燥しかゆみが生じてしまいます。
かゆみに我慢できず掻いてしまうと肌荒れや出血なども起こりえますので
きちんとゲンタシン軟膏を塗り保湿することが大切になります。
アートメイク後のゲンタシン軟膏を塗る期間と塗り方についてご説明いたしました。
術後で大切なことは、ゲンタシン軟膏での保湿です。
術後、ゲンタシン軟膏を正しい期間、正しい塗り方で行うことにより、理想の完成を手に入れ、理想の状態が少しでも長持ちできるようにしましょう。