再建した乳房の皮膚を用いて乳頭の突起を作ります。乳がん術後の傷の位置によっていくつか方法があります。基本的には乳頭の形を作るための展開図をイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。 メリット:手術した側の手術で完結できる。 デメリット:皮膚を用いて突起を作るため、本来の乳頭と肌質が異なり、後に医療アートメイクを用いて色を入れる必要があります。
乳がんでない、反対側の乳頭を半分切り取り、移植をする方法です。健側乳頭が小さかったり、傷をつけることが受け入れられない方には向きません。 メリット:本来の乳頭の色や質感を再現できる。健側乳頭が大きくコンプレックスのある方はこの手術によって小さくすることが出来ます。 デメリット:移植した乳頭がうまく生着しないリスクがあります。
一般的に1~2週で抜糸が出来ます。抜糸までの期間はガーゼで保護をしていただきます。
局所皮弁法を選択された方は術翌日から入浴は可能です。優しく創部を洗ってください。 一方乳頭移植法を選択された方は、移植乳頭が生着するまで創部を濡らすことは控えて頂いています。
出血、感染、内出血、創治癒不全(傷がなかなか治らない)、移植不生着(移植した乳頭がうまく生着しない)、組織の血流障害(場合により部分壊死)
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